旧バージョンから引き継いだ機能になりますが、今回は[頂点数を減らす]機能についてご紹介したいと思います。
既にお使いいただいている方はご存知かもしれませんが、Ver.4.1からはアルゴリズムに[高速]削減が追加されました。
なぜこの機能を作ったのかというと、例えばスキャナーを使って物などを読み込んだ場合、ポリゴン数が多くなり編集もしづらければ3Dプリンタに出力する際にうまく読み取ることができないということがありました。
アップデート前から、ポリゴン数が多すぎるものに対して削減することは可能だったのですが、削減するのに時間がかかるという弱点がありました。それを回避する為に今回[高速]削減が追加されました。
これにより、処理速度が上がったのはもちろんのこと、ポリゴン数が多かったオブジェクトの編集がしやすくもなり出力の際にもうまく読み込んでくれるというわけです。
では、実際にスキャナで読み取ったブーツの画像をポリゴン化してみます。すると、読み取られた画像はポリゴン数が多いのが分かります。
このままでは、ポリゴン数が多く編集もしずらいのでここで[頂点数を減らす]の[高速]削減を使ってみたいと思います。
すると、一瞬で画像のようにポリゴン数を減らすことが出来ました。
処理速度についてブログ上でお伝えできないのは残念ですが、旧バージョンでこの機能を使ったことがある方にはきっとご実感して頂けるのではないかと思います。
新機能をうまく使って皆さんの作品作りに是非役立てて下さいね。