2014年2月5日水曜日

Ver4.1の紹介(3) パス複製

今回は[パス複製]コマンドについてご紹介したいと思います。
 
[パス複製]とは既に作成したオブジェクトを元に複製する機能です。オブジェクトパネルにも[複製]ボタンはありますが、[パス複製]はただ複製するだけでなく、オブジェクトの配置を詳細に設定することができます。

それでは、今回は画像のキノコを複製していきたいと思います。

まずは、元になるオブジェクトを用意します。

[パス複製]コマンドをクリックすると[パスに沿って複製]という設定画面が現れます。この設定画面で複製数やオブジェクト同士の間隔、ベース軸や回転軸など決めていきます。(※ただし、複製数または間隔はどちらかしか選択できません。複製数を設定すると間隔は自動で決まります。逆の場合も同様です。)

今回は下の画像のような設定で複製していきたいと思います。ちなみに赤枠で囲んである[閉曲線]にチェックを入れると3点以上の制御点で始点と終点が結ばれます。また青枠の[複数オブジェクト]にチェックを入れることで複製するオブジェクトの数の分だけオブジェクトパネルに追加されます。

 

設定がある程度決まったところで画面上をクリックすると制御点が現れますのでドラッグして始点を決めて下さい。

次に、今回は[閉曲線]にチェックを入れているので3点以上制御点を追加します。すると、下の画像のように輪になった状態で作成予定のオブジェクトが表示されます。(※画像の表示はプレビューボタンを押した状態です。ボタンを押してないと四角の枠で表示されます。)


最後に[複製]ボタンを押すと簡単にオブジェクトが複製されます。


複製後に配置など微調整したい場合はコマンド内の[移動]や[回転]を使って調整を行って下さい。

このように使用方法はとても簡単なので、皆さんも実際に試してみて下さいね。