Metasequoia 4の最新版Ver4.0.2を公開しました。このリリースでは4になって使いづらくなったとの意見があった箇所を中心にいくつかの改良・修正を行っています。
具体的には、まずエッジコマンドの辺の分割時に周囲の面を三角形分割するかどうかが指定できるようになりました。また、Altキーを押した後に十字キーの操作に対応し、キーボード操作のみでメニューを選択して実行できます。それから4.0ではUV操作用の正規化や整列などの処理がメニュー化されましたが、これもメニューではなく以前と同様にオプションパネル上にボタン表示するオプションをUV操作内の詳細設定に追加しています。これらの改良により、従来のバージョンとの使い勝手の変化はだいぶ少なくなったのではないかと思います。
また、今回はSDKも更新され、数多くのクラス・関数の追加が行われました。ウィジェット上で独自描画を行うためのMQPaintBox/MQCanvasクラスが提供され、また投げ縄選択やハンドル操作を行うための補助クラスも用意されています。