2015年3月10日火曜日

ボーンの座標軸

ボーンの回転角度を制限したり、FBXファイル等で他のソフトでボーンを持っていくとき、ボーンの座標軸が適切に設定されていないと関節に沿った動きが思うようにできないことがあります。

ボーンを作成すると模式図として三角錐が表示されますが、このうちの一辺に矢印で示した羽のようなものが表示されます。
リギングモードでボーンを回転してこの向きを調整しておくと、スキニングモードでの回転やファイル出力時にはその向きが基準となります。

こちらは4.4.0からの機能でしたが、あまり目立たない改良だったためか、ここ数日問い合わせが重なってFAQ化しているので改めて説明しました。同じ悩みを抱えている方は一度ご確認ください。

UV編集のチュートリアル

Ver4.4で大幅に改良されたUV編集ですが、これまでまったくUV編集をしたことのない方には他のメッシュ編集機能とかなりUIが異なるためわかりづらい部分が多くあると思います。

そのため、今回のVer4.4.2でヘルプ内の「実践的なチュートリアル」にUV編集用のものを追加しました。


投影による新規マッピングや、切れ目を指定してからの自動展開による編集方法を紹介しています。初心者向けの内容ですので細かい修正方法までは言及しておりませんが、使い方がよくわからずこれまで利用したことがなかった方は、是非ヘルプ内のチュートリアルをご覧ください。

また、チュートリアルやUV編集に関わらず、操作についての質問は随時受け付けておりますので、疑問点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

Metasequoia 4.4 (Ver4.4.2) リリース

Ver4.4.2をリリースしました。

UV編集に若干の改良項目が含まれますが、今回のメインは不具合の修正となります。データ破損につながるような重要度の高い修正項目はありませんが、表示やアンドゥが適切に更新されない、Windows XP上で一部機能が利用できないなどの問題が多数解消されておりますので、早めにアップデートしてご利用いただくことをお勧めいたします。

併せてSDKもRev4.40aに更新しました。対象バージョンやAPIに変更はありませんが、SDK内の実装の不具合修正が行われおります。